感情なんていらない
涙だっていらない 必要なのは、引き金を引くだけの力 聞き慣れた音が耳に届き、視界に赤い色がのぞく。 見慣れた景色。いつもと同じ。 いつだったっけ。初めて人を殺したのは。
あのときは、何を思ったっけ。 もう、何も思い出せないや。 「―…なんで、殺すんだろ…。」
呟いて、自嘲する。
誰に聞いたってわからない。 わかりたくもない。 ただ一つわかること。
殺して、生きているということ。 「―…あー、気分悪…。」
赤い世界を見下ろして、吐き捨てるように呟く。
ふっ、と笑って、こめかみに銃を突きつける。
引き金には、指を置いたまま。
世界を終わらせるのは、とても簡単。
感情はいらない。
涙もいらない。
ただ、引き金を引く力だけ、あればいい。
たったそれだけで、世界は終われる。
「―…まだ、終われねぇや…。」
小さく呟いて、小さく笑う。
赤い、キレイな色が頭に浮かんだ。
キレイで、脆くて、大切なモノ。
俺が終わるのは、あの赤い色に埋もれたときだけ。
朱が、俺を殺したときだけ。
それ以外では、俺は死ねない。
それ以外で死ぬことなんて、きっと、許されないから。
2700hit★翡架 零菟 さんに捧げモノです♪
えーと…なんつーか、短(笑)えぇ、まぁ、題名に特に意味はなく(笑)
慧です、一応。仕事中な。全くもってわかりにくいのですが…(汗々) しかも切ないかどうかかなり怪しいですが、どうでしょう…?(ドキドキ)
こ、こんな感じで大丈夫でしょうか…?(びびりすぎ)
もう1つはコチラ
(2004/11/1) |