らかな



 
「殺してあげようか」 って呟いたら、薄く笑った。
肯定も否定もしないその笑顔が、ムカついただけ。


柔らかい白い肌に、爪が喰い込んで。
指に、脈打つ感覚が伝わってくる。


どのくらい力を入れたらヒトは死ぬんだろう

ただ黙って笑う君を見ながら、ぼんやりと考えた。

何の抵抗もしないのがつまらなくて、手の力を緩める。
君は1回だけ小さく咳をして、また笑った。

その薄い笑顔と、細い首についた爪痕に苛立って。
ソレから視線を逸らした。


なんで抵抗しねぇの

吐き捨てると、笑ったまま小さく首を傾げる。


−どうして、殺さないの?


小さく動いた唇に、ふっと笑う。

衝動的に首に手をかけて、そのまま壁に押しつける。
それでもなお、君は笑ったままで。

消してしまいたくて、薄く開いた唇を、自分ので塞いだ。
そのまま首筋をたどると、クスクスと笑みが零れる。


ホント、殺してやりたいな 

ぼんやりと、思った。




◇あとがき◇
 
これもノリで書けちゃったとゆうからとても自己満(笑)
題名が最後まで思いつかなくてそうとう頭悩ませてました(笑)

最近はなんとなく会話文いれない話が多いやも。
楽なのかなんなのか。たぶん一時のブーム(?)なだけでしょう(笑)

 
 
(2006/6/14)