ひ と つ だ け




たったひとつだけ、


キミが小さく呟く。




アナタのカオもコエもカラダも、アタシのモノじゃなくていい。


ただひとつだけ、アナタのココロをちょうだい。




幼さの残る顔で、まっすぐに見据えてくるその瞳が。

強くて、弱くて、心地良いから。




キミが欲しいのならば、こんなモノいくらでもあげる。


何一つ、ボクには必要のないモノだから。





だから、キミのココロをボクにちょうだい。



キミのカオもコエもカラダも、何一つボクのモノじゃなくていいから。


ひとつだけ、キミのココロをボクにちょうだい。




たったひとつだけ。

ソレだけでいいから。






◇あとがき◇
 
短すぎて小説とも呼べませんが、詩にもできなかったのでそのまま知らんフリ(ぇ



(2008/5/8)