い手


手を伸ばせば、届くと思っていた

何でも、
手に入ると思っていた

実際に
この手で掴めるモノなんて

何もないコトに
気付いていなかった


たとえば、君
 

君の手
君の髪
君の瞳
君の笑顔
 

それに触れたいと願うのに

血に濡れたこの手では
触れるコトすら叶わない
 


いくら願ったって
手に入らない

遠い遠い存在
 

そんなモノがあるなんて
思ってもいなかった

求めるモノができるなんて
思ってもいなかった


手を伸ばせば

届くと思っていた
手に入ると思っていた
 

だけど

血に濡れたこの手では
何も届かない

血に濡れた君を
癒すコトすらできない
 

どんなにこの手を伸ばしても

紅い手は
君には届かない


 


よくわからないのはいつものコトじゃないですか(おい

罪に濡れてるのは、主語がないのでとりあえず「僕」で(笑)
で、君は言うなれば被害者の方。もしくは、リストカッターとか。