目
の前が赤く染まって
痛みなんて、とうに麻痺して
ただただぼんやりと、傷だらけの腕を眺めていた
不意に鳴った携帯が、貴方の名前が
アタシを現実に引き戻して
急に、涙が零れた
貴方はうずくまるアタシを見つけて
優しく抱き寄せて
優しく頭を撫でる
貴方の白いシャツが紅
く染まって
アタシはソレから目を逸らした
死にたいのか生きたいのか
理由すら もうわからなくて
ただただ泣くことしかできなかったんだ
優しくなんて、しないで欲しい
怒って、突き放して欲しい
貴方に優しくされる度に辛くて
甘えてしまう自分が醜くて
貴方といることすら、苦しくなっていく
こんな想いは、イラナイのに
消えて欲しいのに
消してしまいたいのに
段々と大きくなっていって
アタシの心を押し潰すんだ
貴方は優しすぎて
その優しさは、アタシには大きすぎて
きっとアタシは
いつか貴方のその優しさから逃げてしまう
どうしてこの想いは
消えてなくなってはくれないのだろう
詩にしては
ちょっと長めですが、 散文って感じでもなくてこっちで(100%気分です
優しすぎるのも
問題だよね。
優しすぎても恐いんですよ。
(2010・6・25)
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