糸   

右手に持ったナイフを

左手にすべらせる



途端に浮かび上がる 赤いイロ



痛みもなく
傷痕を赤が彩る



直線が重なって 模様ができて


目の前が、赤く染められていく




ほんの少し、掴んでいた意識を


あたしは手放した


あぁ、いつもこんなんばっかりでごめんなさい。
と、今さら謝ってみた(笑)

(2007・11・13)