赤く染まっていく手を見下ろして
そのとき初めて理解した
もう、戻れないのだと
何処で、何をどうして、此処にいるのか。
そんなことは、どうだってよかった。
ただ、もう戻れないんだという、事実だけがあった。
平坦な、何もない世界とは掛け離れた、世界。
ただそこに、君がいたから。
そう、ただそれだけ。
平和な世界に、未練はなくて。
むしろ、抜け出したいと思っていた。
此処にあるのは、虚無ばかりで。
そこに微かに光る、希望のカケラ。
脆くて壊れやすい、キレイなモノたち。
そのどれもが、僕に暖かく触れて。
どれもが、失いたくない、大切なモノ。
虚無と絶望と、光が溢れる世界。
此処で生きている。
生きていく。
もう、戻れない。
もう、戻らない。
[もう、戻れない。] お題9つ目〜。書かないとわからない、白です(笑)
そういえばお題やらなきゃなぁと昨日夜中に書いてました。
ぶっちゃけ10分くらいでできた(笑)
最近会話のない文書くなぁと自分思った。詩と小説の間みたいのが理想(は? 入る前の話も書きたいんだけど…まぁ、そのうちに(こればっか
ちなみに「君」は哉のコト。
(2004/12/25) |