あたたかい光が、まどからさしこんでくる。
せなかのあたたかさに、ぼんやりと光の流れを見る。
カチ、と聞きなれた音と、何かがやける音がして。
ゆっくりとせなが動いて、白いけむりがはき出された。
甘くはない、すこし苦そうなにおい。
だけど、きらいではない、におい。
「−…桜、寒くねぇか?」
せなかにひびく、凛の声。
それに、小さくうなずく。
「−どした?」
床についていた凛の手に手を伸ばす。
そうしたら、凛が首だけでふり返った。
「−……あった、かい…。」
ペタ、と手のひらをつけてつぶやく。
「おまえ手冷たいもんな。」
凛が言って、空いている手で頭をかるくなでる。
優しくて、心地よくて、ゆっくりと目をとじる。
同じそくどで動くせなかが、とてもあたたかかった。
静かな暖かい空間で、タバコの煙をゆっくりと吐き出す。
その背中で、規則的な吐息を立てている桜。
「−…動けねぇし…。」
文句のような言葉を、喉でくつくつと笑いながら吐いた。
[背中合わせ]
桜視点2つ目〜。なんだかやっぱり短いです(笑) 午後の太陽ポカポカーな時間だと思ってくださいな。
結局甘いんだよ、この2人(笑)今日もガーナです(笑)
「言葉の種」というサイトさんからお題お借りしました♪
たくさんある中から好きなの選べるのでステキv 最低10個、頑張るぞーっと。
(2004/11/11) |