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警 告  。
 
 
 
 
これ以上近付かないで、好きになってしまうから。
 
 
 
「-…それって、愛の告白?」
 
言って、クスクスと楽しそうな笑みを浮かべる。
 
 
 
「…実は性格悪いよね、篠って。」
「今頃気付いた?」
言って、篠がまた笑う。
 
 
「好きになったらダメなんだ?」
「だって、ダメなんでしょ?前に釘刺されたけど?」
ため息と一緒に言うと、篠が笑みを零す。
 
 
 
「-素直だなぁ、哉ちゃんは。」
 
 
ムカつく
 
言おうとして、言葉にならなかった。
 
 
不意に落ちた影。
落とすように重ねられた唇。
 
 
 
「-…なん、で?」
 
見上げると、篠がクスクスと笑う。
 
 
「言っておくけど、好きでもない人にはこーゆうことしないからね。」
言って、また楽しそうに笑う。
 
ゆっくりと笑みが近づいてきて。
ゆっくりと目を閉じると、ゆっくりと唇が合わせられた。
 
 
 
先に警告を発したのは、どっちだったけ?
 
まぁ、今さらそんなことどうだっていいけど。
 
 
次の警告が来たら、きっと終わり。
アタシも、あなたも。
 
 





〔警告〕  これ以上近付かないで、好きになってしまうから。

バカップル第2弾(笑)
篠はけっこう意地悪そうな笑いを浮かべて欲しい(希望?/笑
なんか適当に、付き合い始めこんなんでいいやと思ったりとか(適当すぎ
 
最後の取り方はどうとでも。
どっちかからの警告でもいいし、どこかからの警告でもヨシ。
 
 
 
(2005/3/20)