愛 情  。
 
 
 
 
 
「−……もう行くの?」
 
 
小さく呟くと、大きな背中が振り返った。
 
目の前に、優しい笑顔が広がる。
 
 
 
 
「−紋、まだ眠いだろ。寝てな?」
 
その言葉に、眠くないー、と言って、目を擦る。
 
 
 
「ムリすんなって。」
 
クスクスと笑いながら、頭を撫でられる。
 
その手が暖かくて、嬉しくて。
思わず、笑みが零れる。
 
 
 
 
「紋が起きる頃に、帰ってくるから。」
 
な?と微笑む姿に、コクン、と小さく頷く。
それを見て、また頭を撫でてくれた。
 
 
どこまでも甘い、優しさ。
与えられたことのない、愛情。
 
 
 
あなたがくれるなら他の誰からも与えてもらわなくていいのに。
 
 








〔愛情〕  君がくれるのなら他の誰からも与えてもらわなくていいのに。

紋と綺羅さん。若かりし頃(笑)5歳と10歳くらい(お子ちゃまΣ
綺羅さんは紋にとってはパパさんなので(笑)
これからお仕事〜で起きたパパを見送る息子的(爆笑
 
 
(2005/3/20)