疑 問 。




「―僕らは、どうして殺すの?」

「―…生きていくため、かな。」

「―僕らはどうして、生きているの?」

「…さぁな、死んでないからだろ。」

「何ソレ、答えになってな―


「―紋」


言いかけた言葉は、心地好い声によって掻き消された。


「おまえはどうして、どうして、ばかり言うんだ。」
「だってー。」
「答えなんかないんだよ。どこにも。」

そう言って、声の主は
タバコの煙を吐く。



「―あるのはただ、現実だけだ。」


自分に言い聞かせるかのように吐き出された言葉。
それを、黙って聞き入れることしかできなかった。


酷く醒めた、それでいてどこか悲しそうなその顔を、見ていたくなかった。





〔疑問〕  ねぇどうして、どうして、ばかり言うの。答えなんてないのに。

久々にお題なんぞ。アレです、紋と命デス。
命のキャラがいまいちわかりません(おい
10年くらい前な感じで。紋がまだかわいい(?)少年だった頃。

(2006・12・28)